モンドセレクションの金賞って何がすごいの?【なんにも凄くない件(笑)】

モンドセレクション金賞ってすごいの?

地方の土産屋などで見かける「モンドセレクション受賞」という文字。育毛剤のサイトでも割とよく目にします。

何やら凄そうな雰囲気を醸し出しているモンドセレクションですが、実は凄い要素なんて何1つなく、実態を知れば「何だ、そんなもんか」という印象に変わること受けあいです。

というわけで今回は、モンドセレクションの実態をご紹介します。

モンドセレクションとは?

では、モンドセレクション受賞がいかに意味のないものか、詳しく取り上げてみたいと思います。

モンドセレクションとは、世界中から寄せられた製品に対し試験と評価を行った上で、優秀品質ラベルを授与するというもの。モンドセレクションを運営するのはベルギーの民間団体で、70名以上の専門家によって毎年行われています。

誤解されている方のためにも説明しておきますが、実はモンドセレクション側が製品を選別しているわけではなく、企業側が評価を依頼しているというのが正しい図式です。

つまり、モンドセレクション側は賞を渡しているだけ。

世界中から寄せられた製品に対し、モンドセレクションは一体どのような評価を下しているのでしょうか。

モンドセレクションの評価基準

前述したように、評価を下すのはそれぞれの分野に詳しい専門家たち。

製品カテゴリーによって評価基準は異なり、各審査員は評価項目が記載されたシートをもとに点数を付けています。最終的な結果は各審査員が付けた点数から平均点が算出され、それぞれの賞が授与されるという仕組みです。

育毛剤におけるモンドセレクションの無意味さは、評価項目を見ればよく分かります。その評価項目が以下の通り。

  • 使用成分のリスト
  • 強調表示の形式と内容
  • 製品の効用に関する正しい説明
  • 表示の根拠およびコンプライアンス
  • 使用上の注意
  • 強調表示と製品に含まる成分の整合性
  • 製品の革新的要素
  • 消費者向けに謳われている製品の科学的効用性
  • 謳われている効用が期待できるだけの有効成分が配合されているか
  • 使いやすさ
  • 肌への優しさ
  • 試用テストに基づく製品の一般的効用性

効用性や有効成分など、一見すると効果を保証するようにも見えますが、必ずしもそうとは言い切れません。なぜなら、モンドセレクションはあくまでも信頼性や安全性といった、品質を評価するものだからです。

試用テストなるものにしても、わずか数か月しかない評価期間で被験者になり得るハゲをつかまえて試験を行っているとは、とても考えづらい。おそらく、まともに育毛効果を確認しているわけではないでしょう。

ましてや発毛効果を裏付けているなんてことには100%ならないので、誤解しないようにしましょう。ていうか育毛剤で髪は生えない。

それに医薬部外品を名乗る育毛剤には、厚生労働省が認める有効成分が一定量含まれているので、品質を評価されるのはむしろ当たり前です。厚生労働省認可の有効成分は保湿効果や抗炎症作用といった育毛補助成分ですが、仮にも国が認めた成分が評価されないというのも考えづらいのです。

評価の基準は安全性や育毛効果であり、発毛効果ではない

この時点でモンドセレクション受賞という肩書きに、大した意味はないということは、ご理解頂けたと思います。ただし、理由はこれだけではありません。

激安の肩書き

上で申し上げたように、企業側から審査をお願いするというのが、モンドセレクションの図式です。つまり、企業側は幾らか支払って製品を評価してもらうことになります。世界中の企業が依頼するくらいですから、さぞお高いんでしょ?なんて思ってしまいますが、その金額はなんと・・・・・

日本円で約15万円

やっす笑

新卒の手取りより安い。たったの15万円で申請出来る代わりに、よほど審査が厳しいんでしょうか?

モンドセレクションは金賞だらけ

モンドセレクションの優秀品質ラベルには、最高金賞、金賞、銀賞、銅賞というランクがありますが、何かの大会のようにチャンピオンを決定するわけではありません。それぞれの賞には基準点が設けられており、専門家が付けた点数によって振り分けられていきます。つまり、最高金賞が1つとは限りませんし、金賞や銀賞も複数存在するのです。

では、いったいどれほどの製品が受賞することが出来たのでしょうか?

2017年の受賞数を見てみましょう。驚愕の結果に度肝抜かれますよ。

2017年度モンドセレクション】

応募総数2965品中、2691品が受賞

【受賞内訳】

  • 最高金賞:420
  • 金賞:1368
  • 銀賞:737
  • 銅賞:166

応募総数2965品中、2691品という驚愕の受賞率に加え、半数以上が金賞を受賞しています。すげーなモンドセレクション。

「まるでスーパーサイヤ人のバーゲンセールだ」とベジータが言ったように、モンドセレクションはまさに「金賞のバーゲンセール」状態。どうりで、そこら中で目にするはずだ。なんせ申請すれば、大体金賞が貰えちゃうんだから。

これだけ金賞が多いと、銀賞以下なんて恥ずかしくて公表もできないでしょうね。もはや、モンドセレクションに何の価値も見出せなくなってしまいました。

受賞した製品は、ほとんど日本

さらに驚きなのが、日本製品の受賞数。

公式サイトでは2017年度の優秀品質賞、その大陸別の内訳が公開されています。いったいどれほどの割合かというと・・・・・

受賞数2691品中、2109品がアジア製品

これは、本場であるはずのヨーロッパの約7倍。さらにアジア圏では分散しているかと思いきや、約8割が日本製品なんだそうです。もはや、日本のおかげで成り立っていると言っても過言ではない。

むしろここまで極端だと、モンドセレクションと日本の間に何か裏事情でもあるのか?と疑ってしまうほどです。

ミーハーな日本人に絶大な効果

受賞はほぼ確実で、その半数以上が金賞というモンドセレクションの価値はよくわかりませんが、知らない人には一定の効果があります。髪が生えない育毛剤は宣伝に注力していますから、モンドセレクションもそれに一役買っているというわけです。

日本人は基本的にミーハーですから、それらしい肩書きを見たら「良い物なんだ~」とか思って買っちゃいます。モンドセレクションを知らない人に対しては、そこそこ販売促進効果になりますから、企業側からすれば、あるに越したことはない肩書きというわけです。

たったの15万円で取得できる手軽さも相まって、どこの企業もこぞって応募するんでしょうね。

育毛剤を含むカテゴリーでは、約9割が日本製品なんて話もあります。これは、育毛剤なんて胡散臭いものを売っているのが、日本独自の文化みたいなものだからでしょう。発毛剤が当たり前のアメリカで、チャップアップなんて売れないですからね。

モンドセレクション受賞に意味はない

育毛剤においては、何の価値もないモンドセレクションについて書いてきましたが、いかがだったでしょうか。

  • モンドセレクションは、発毛効果を保証するものではない
  • ほぼ金賞確定の肩書きに価値はない
  • モンドセレクションを崇拝してるのは、日本くらい

ちなみに受賞した暁には、3年間「モンドセレクション受賞」という売り文句を掲げることが出来ます。3年連続受賞の育毛剤ってどっかで見たな・・・・・

それって1回受賞しただけじゃねーか。

参考:MONDE SELECTION

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