本当に髪が生える成分は3つだけ【科学的根拠あり】|薄毛治療の基礎知識

若ハゲ男子
髪が生える成分なんて本当にあるの?どれも胡散臭くて信用できない・・・

こんな疑問に答えます。

ネット上には多くの育毛剤が散見され、その中に含まれる成分はいかにも髪が生えそうな雰囲気を醸し出してますよね。でも、残念ながら実際には何の効果も得られない成分ばかりです。

本記事の概要
  • 育毛成分と発毛成分の決定的な違い
  • 髪が生える成分は3つだけ

結論から言うと、髪が生える成分はあります

この記事を見れば、ご自分の薄毛を改善するのに何が必要なのか、はっきり分かるでしょう。

是非、この機会に覚えて帰って下さい。

育毛成分と発毛成分の決定的な違い

育毛成分と発毛成分の決定的な違い

育毛成分と発毛成分の違いを分かりやすく説明します。

怪しげな育毛剤に騙されないためにも、両者の違いを正しく認識しておきましょう。

髪を育てる ≒ 髪を生やす

育毛と発毛は似て非なるものです。

両者の違いをざっくり説明すると、下記の通り。

▼育毛成分▼ 発毛成分
髪を育てる 髪を生やす
科学的根拠なし 科学的根拠あり
医薬部外品に含まれる 医薬品に含まれる

医薬部外品に該当するのはチャップアップイクオスといったネットで評判の育毛剤です。一方で医薬品に該当するのは、リアップX5メディカルミノキ5といった発毛剤。

danchi
ハゲに必要なのは、言うまでもなく医薬品のほうです

パッケージを見ると商品分類が書いてあるので、そこで見分けて下さい。

補足

育毛剤の中には、化粧品に分類される商品もあります。例えば、リデンやDeeper3Dといった商品です。化粧品に該当するものにも育毛効果が謡われていますが、医薬部外品よりもさらに効果は薄いので、それらしい宣伝には注意しましょう。基本的に、、、

医薬品 》 医薬部外品 》 化粧品

こういう位置付けと覚えて下さい。

髪を育てるために10,000円も出さなくていい

両者の違いは上記の通りで、育毛剤はハゲには無意味です。

なぜなら、薄くなった部分を復活させる力がないから

我々の目的は、髪を増やしたいところに集約されるわけで、今ある髪の延命措置じゃないですよね。つまり、育毛剤は選択肢にすら入らないということです。

danchi
それに育毛剤ってアホみたいに高いでしょ?

髪を育てるためだけに、5,000円も10,000円も出す必要性はありません。

そのお金は、ちゃんと髪が生える発毛剤に使いましょう。

髪が生える成分は3つだけ

髪が生える成分は3つだけ

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

髪が生える成分を紹介していきます。

結論から言うと、発毛成分と呼べるのは現在3つしかありません。なので、今回はそれだけ覚えて帰って下さい。

科学的根拠に基づいた発毛成分

まずは、この画像をご覧下さい。

これは日本皮膚科学会のAGAガイドラインから引用したものです。

こちらに掲載されるのは、エビデンス(科学的根拠に基づいた研究)が認められ、薄毛治療に有効と判断されたものだけなので、信憑性は高いものになります。

danchi
育毛剤の成分は、ここに載ってすらいないからね

中でも、赤枠で囲んだ部分が”推奨度A”とされるもので、これらが実際に髪が生える成分であり、薄毛に有効な治療方法です。もう少し具体的に説明すると下記の通り。

発毛成分3種
  • フィナステリド:内服することで抜け毛を防ぐ
  • デュタステリド:内服することで抜け毛を防ぐ、フィナステリドより効果は上
  • ミノキシジル:外用で発毛効果あり

抜け毛を防ぐフィナステリドとデュタステリドも、ヘアサイクルを正常化することで結果的に発毛につながります。なので、総称して発毛成分という言い方をしました。

育毛成分は腐るほどありますが、実際に髪が生えるものに限ると、この3つだけになります。今後、新たな成分は出てくるかもしれませんが、現状はこれだけなので覚えておきましょう。

フィナステリドの発毛効果

ここから、それぞれの成分についてさらに掘り下げていきます。まずはフィナステリドから。

フィナステリドで発毛する仕組みを簡単に説明すると、下記の通りです。

  1. 酵素の働きを抑えて、ジヒドロテストステロン(DHT)の発生を防ぐ
  2. DHTの発生を防いだことで、ヘアサイクルが正常化
  3. ヘアサイクルが正常化したことで、通常通り髪が生える

具体的に説明すると長くなるので、かなり省きました。でも、これだけ理解しておけば大丈夫なので何の心配もいりません。

danchi
男は黙ってフィナステリドだ

・・・と、言うだけではちょっと無責任な気もするので、フィナステリドの効果の裏付けとして臨床試験のデータも載せておきます。ざっくり紹介しますが『本当に髪が生えるんだ』と分かってもらえれば幸いです。

フィナステリドの臨床データ
試験の概要▼

  • 414名の男性被験者が対象
  • 観察期間1年
  • フィナステリド1mg、フィナステリド0.2mgを服用する人に分けて改善率を調査

結果

  • フィナステリド1mgを服用した人:58%が薄毛改善
  • フィナステリド0.2mgを服用した人:54%が薄毛改善

改善率は人によりますが、半数以上は薄毛が改善するという結果が出ています。さらに、2年後3年後のデータでは、それぞれ改善率は増加傾向を示したそうです。

別の試験▼

  • 801名の男性被験者が対象
  • 観察期間5年
  • フィナステリド1mgを使用

結果

  • 99.4%の人が薄毛改善

控えめにいって、凄いですね。

改善率に差はあるものの、継続すればほとんどの人に効果があることが分かります。補足として、『重症度の低い症例でより高い効果を示した』ともあるので、やはり早めに対策するに越したことはなさそうです。

ここで紹介したのは、いずれも日本国内で行われた臨床試験ですが、フィナステリドの臨床試験は世界中で行われています。

どれも例外なく発毛効果を示しているので、かなり信憑性は高い成分と言えるのではないでしょうか。

補足

  1. フィナステリド錠の服用は、1日1mgが上限です。飲むタイミングに決まりはないですが、毎日同じ時間帯に服用することで血中濃度を一定に保てます。
  2. フィナステリドは、胎児の発育に影響を与える可能性があります。錠剤はコーティングされているので基本的には心配いりませんが、女性の方は一応、細心の注意を払うようにしましょう。
  3. 未成年の方の使用も認められていません。

デュタステリドの発毛効果

基本的にはフィナステリドと同じですが、少しだけデュタステリドのほうが効果は高いです。

先ほどの解説で酵素の働きを抑えると言いましたが、DHTの生産に関わる酵素は2種類存在しており、フィナステリドの場合は片方しか抑えることができません。

もう少し具体的に言うと、Ⅱ型5αリダクターゼという酵素の抑制です。

フィナステリドとデュタステリドの違い

  • フィナステリド:Ⅱ型5αリダクターゼを抑える
  • デュタステリド:Ⅱ型5αリダクターゼ、Ⅰ型5αリダクターゼを抑える

Ⅱ型は頭頂部や生え際に多く分泌されるので、薄毛とより関わるのは圧倒的にⅡ型のほうです。Ⅰ型は皮脂腺で分泌されるので、そこまで深い関りはないと考えられています。

基本的にはⅡ型を抑えておけばそれでいいのですが、臨床試験のデータによると、両方抑えた場合のほうが優れた結果を残しています。

デュタステリドの臨床データ

フィナステリドとの比較実験です。

試験の外用▼

  • 917名の男性被験者が対象
  • 観察期間6ヶ月
  • フィナステリド1mg VS デュタステリド0.5mg

6ヶ月後、頭頂部円内の毛髪量の変化▼

  • フィナステリド1mg:56.5本
  • デュタステリド0.5mg:89.6本

数字を見て分かる通り、デュタステリドに軍配が上がっています。

もちろん、被験者全員に同じ結果が出たわけじゃないですが、たった半年でこれだけの差がつくのは凄いですよね。とはいえ、フィナステリドも十分な発毛効果を出していますが。

こんな具合で、単純に発毛効果を取るならデュタステリドのほうが良いのかもしれません。

ただし、発毛効果と副作用は表裏一体なので、若干ですがデュタステリドのほうが副作用が出る確率も高いです。使用する場合は、その点も考慮しておきましょう。

danchi
発毛効果重視の私は、デュタステリド飲んでます
補足

  1. デュタステリド錠は、1日0.5mgが上限です。
  2. 女性や未成年の方への注意喚起はフィナステリドと同じなので、その点も十分注意して下さいね。

ミノキシジルの発毛効果

最強の発毛剤と呼ばれるほど有名なので、ご存じの方も多いでしょう。

もはや説明するまでもないかもしれませんが、こちらも臨床試験の内容を参考に見てもらいたいと思います。

ミノキシジルの臨床データ
試験の概要▼

  • 393名の男性被験者が対象
  • 観察期間1年間
  • ミノキシジル外用薬(濃度2%、濃度5%)を使用

1年後、脱毛部1cm以内の平均増加本数▼

  • ミノキシジル濃度2%の被験者:平均12.7本増加
  • ミノキシジル濃度5%の被験者:平均18.6本増加

当たり前の話ですが、濃度が高いほうが発毛効果も高い傾向にあります。

なにが凄いって、頭皮につけるだけの外用薬でこの結果を出してるとこです。ミノキシジルが最強と言われるわけですよね。

danchi
ミノキシジル万歳。開発者さんありがと~

ちなみに、一昔前まで日本のミノキシジル外用薬はリアップだけでした。でも、リアップの特許切れを受けて続々と後発品が誕生しており、時代はまさに大ミノキシジル時代に突入しています。

私の勝手な予想ですが、たぶん育毛剤は淘汰され、生き残るのはミノキシジル外用薬だけになるでしょう。それが自然の摂理です。ハゲもバカじゃないんだから、もう育毛剤なんか使わなくなると思います。

あと補足として、ミノキシジルを含む商品は全て医薬品です。なので、ミノキシジルの有無で、医薬部外品(育毛剤)かどうかの判断をしてもいいと思います。

ミノキシジル内服薬の注意点

ここに書いたのは、あくまでも外用薬の話です。

ミノキシジル内服薬だと安全性が認められていないため、使いたい人はその点も十分理解して使うようにして下さい。別に禁止されてるわけではないので、自己責任でなら使用可能です。

私は発毛効果を重視したいので内服薬も併用していますが、一応それなりの知識を得てからやってます。だから安全というわけではないですが、もし使うなら最低限の知識はつけておいたほうがいいですよ。

まとめ:発毛成分3種で薄毛を克服しよう

発毛成分3種で薄毛を克服しよう

今回は『本当に髪が生える成分』というテーマでお話しました。

少し長くなりましたが、参考にはなったんじゃないでしょうか。

最後に要点をまとめておきます。

本記事の要点
  • 育毛成分と発毛成分の違いは、科学的根拠の有無、医薬品に含まれるかどうかで判断する
  • 髪が生える成分は、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルの3つだけ

これら3つの発毛成分を利用して、ご自分の薄毛を克服して下さい。

私もこれらの成分には散々お世話になっていますし、これからも引き続きお世話になろうと思います。

それでは、今回はこの辺で。

参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版

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